官営11年(1634年)より続く諏訪神社の秋季大祭、長崎くんちが本日よりスタートしました。
今回の写真は全国的に有名な人気演目「龍踊(じゃおどり)」
勇壮な郷土芸能であり、数千年前の中国では雨乞いの神事とされていました。
宝珠は太陽、月を表しており、龍が宝珠を飲み込むことで空は暗転し、雨雲を呼んで雨を降らせるという伝承があります。
龍踊では龍が黄金の宝珠を飲み込まんと追い求める様を、巧みな技巧で操り表す姿はなんとも神聖な感動を与えてくれます。
様々な場所に観光客や現地の住民など多くの人々が集まって大きな盛り上がりを見せており、長崎っていいなと改めて感じた3日間となりました。
幼いころから毎年足を運んでいますが、今年も無事に龍踊を見ることができてよかったと思います。
遠方に御住みになって見に行くことができなかった方々も、この記事をご覧になって現地の雰囲気を少しでも感じていただけたら光栄です。
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