桜を見に

４年ぶりに風頭公園桜まつりが開催され、たくさんの人で賑わっていました。
私が訪れた日は、天気にも恵まれ桜も満開でとても綺麗でした。

今回の写真は「坂本龍馬(像)と桜」です。
実は龍馬と桜は、歴史好きの方がニヤッとするような組み合わせなんです。

黒船来航から8年、文久2年(1862)3月24日、当時27歳だった龍馬は土佐藩を脱藩します。
その脱藩の際、周りの者に「桜を見に行く」と伝えて出かけ、そのまま家に帰ることはなかったという逸話があります。
単に脱藩を気取られないための方便だったのか、「桜(新しい日本)を見に行く」という洒落だったのか。どちらなのかは定かではありませんが、「日本を今一度、洗濯いたし申し候。」そんな大志を抱いた龍馬が大いなる一歩を踏み出したのも、桜の咲く頃でした。

新年度がスタートし、いろいろな新しいことが始まる4月。
社会的な変化が多いこの時期は、自分でも気がつかないストレスが増え、なんとなく気分や体調が優れないと感じることがあるかもしれません。
そんなときには、ゆったりとした気持ちになれる「リラックスした時間」を作ってみてください。